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目次に戻ります。興味を引く情報はここで〜す!な、何のお話?

ケニアのピーター・ビアード
[著:アフリカンネイバーズ]
やっぱりケニアと言えば、あの超ハンサムな“ケニアの貴公子”ピーター・ビアードである。
NY出身のピアードは、世界中のVIPをサバンナの自分の住みかに呼び寄せ、毎晩パーティ、昼間はサファリを楽しんだ。・・・招待された人々は、・・・アンディ・ウォーホル・・・ケネディ家・・・ロックフェラー家、ミックジャガー・・・等々、とても書ききれない。世界中の美女たちがハンサムな彼のもとを競って訪れたのは言うまでもない。ちなみに離婚した彼の後妻はアフガニスタンの王族の娘である。

ビアードは・・・後世に残る作品を残している。日記作家として・・・写真の切り抜きから、レシート、洋服のラベル、鳥の羽など、生活にまつわるありとあらゆるものが、ハサミと糊とでそこに盛り込まれている。

これは漫画家の中尊寺ゆっこさんが彼女独自の視点からアフリカを遊び場として紹介したユニークな著書の一部です。ところどころカラーの漫画や素敵なイラストが散りばめられていますから、パラパラめくると、そのうちに読んでみたくなる本です。   

ケニアの章でピアードが出てきますが、初めて彼の名前を私は知りました・・・がしかし約20年前に彼の作品を私は見た事があるのではないかと?ふと頭をよぎります。確か東京のパルコで買った絵葉書の中に2枚ほど含まれていた作品がもしかして?そうなのかもしれないと思ったのです。・・・ちぎられて貼られた白黒の写真・・・女性や男性のもの・・・・・万年筆で指紋のように、年輪のように落書きされた「唖然」とさせる世界・・・それはスクラップブックのようにも見えますが日記の1ページ々を黒い背景の上に載せカメラで撮影され絵葉書になっていました。そして私はピカソの絵葉書と一緒に額に収めて壁に飾った記憶がありました。

ピーター・ビアード?!その人物なのか?

[著:アフリカンネイバーズ]
ビアードは牛を追っていたイマンをケニアの山奥からNYへ連れていき、ファッションやマスコミ、広告業界をだました。・・・彼は97年の個展以来、あまり表立った活動をしていないようだ。・・・「会ってみる?でも、ほんとに変人よ」と言われている・・・今でもNY社交界にハダシでゾウリ履きで現れ、アフリカ直(個人)輸入のマサイ族の女の子を連れ歩く。全然変わっていないようだ。 

私はこのような超越した存在を「すごい!」と思います。しかし、会ったとたん「やっぱり、変わってる・・・」そうつぶやいて、彼の作品と彼の実生活を重ねて見るに違いありません。磁石のプラスとプラス、マイナスとマイナスのように重ならないのですぐに諦めて、作品を思い起こし背を向けて帰路に向かうのかも知れません。やはり芸術家は仕方ない・・・作品にその人の価値があって、芸術家自身にはその価値がないのかも知れません・・・。ひどい事を言い過ぎかもしれませんが、自分が無いので時空を超越したような作品を表現出来るのであるし、しかしそれが自分の実生活でもそうならば、その場に溶け込む事が出来ない、まさに「変人」という事になるのでしょう。

[著:アフリカンネイバーズ]
彼は96年にケニアで象に襲われ、重傷を負った。象に踏まれそうになったため、足にしがみついたところ、その象に振り回され、アリ塚に押し付けられて、キバで足を切り裂かれたという。骨盤5か所骨折。・・・ビアードが象に襲われた場所は、ずいぶんとサバンナの奥地で、病院に運ぶのも困難な場所だった。そこで、その彼女が、NYから指示してヘリコプターを飛ばさせて、彼を救出したのである。そのヘリ代が、ウン千万だった・・・

悲惨で怖い事件でしたね。
・・・それにしても、彼の作品、もう一度見たい・・・そうしみじみ思います。彼がひきつけられた写真を見ると、私もひきつけられ、その部分をなんとなくちぎって何処かにしまいたくなる気持ちが分かるのです。そうやって日記をスクラップブック状態にしてしまったアーチストの姿が思い浮かんで来ます。

それにしても中尊寺さんの漫画も超不思議で魅力的です。ワニの大きな口から上半身を出して地面の上で夢中で日記を書き綴るピーター・・・、「もっと日本のアソビ人もケニアでハメはずせー」と風呂から身を乗り出して脅迫するように叫ぶ筆者・・・。いやいや、私も同じ考えです・・・結局はそういうこと、金持ちは金の無いアフリカを遊び場にするくらいの度胸を持て!そうかってな事を言わせて頂きます。^^;m(__)m^^;

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AfricanNeighbors
著者 中尊寺ゆつこ(HP)
発行所 株式会社木楽舎
企画 ソトコト編集部
初版 2002年5月15日
02.10.27


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