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コートジボワール
[ほっとコーラ・ほっとビール]
日本で生活しているとき、本当の「自分」というのが、どこにいるのかわからなくなることがある。毎日決められたことをして、腹が立つことがあってもじっと我慢し、楽しいときも、苦しいときも笑顔、笑顔。そのうち、自分でも何が楽しくて何がつらいのかわからなくなる。本当の「自分」は何を考え、何に対して怒り、何をすると楽しくて、何をすると感動するのかわからなくなる。自分の中で「自分」がいなくなる。捜しても見つからない。

医者としての仕事も3年が経ち、自分の限界、自分の能力の限界、医者の限界、人間の限界を思い知らされ、自分の無力さ、無能さに絶望していた頃だった。アフリカに行こうと思ったのは。アフリカでなくてもただ遠いところに行きたかったのだ。一人になって考える時間が欲しかった。・・・・

誰もがぶつかる壁ですね。
同じ事への繰り返しから自分を見失い・・・自分探しの旅に出る・・・そういうアフリカ紀行です。しかし筆者は男性ではなく女性です。一人旅すると必ず「結婚してくれー」と挨拶のように声をかけられます。結婚していると嘘を言っても、そんな事はないだろう?若いし、指輪もしてない・・・それで若い男たちは黙っておらずついつい「結婚しよう」と挨拶してくるのです。

[ほっとコーラ・ほっとビール]
・・・手に115CFAを握りしめたまま降りようとすると、6、7人の男たちが寄ってきて、2000ドルだ、500ドル出せ、とか言いながら、私のバッグをひっぱったり、腕を掴んだりして大変な目にあった。よくわからないが不正乗車なんだから罰金を払え、と言っているらしい。でもどうみても、不正乗車を言い訳にしたひったくりだ。

プラトー行きの超満員のバスに乗り、お金を払えないまま降りようとしたところに、男たちが詰め寄ってきたのです。あとで教えてもらうのですが、チケットを持っていても破り捨てて、不正乗車だから金を出せというらしいのです。筆者の右腕にはひっかき傷がいくつも残りました。

こういう怖い目をしても、心臓がドキドキするような事があっても・・・やはり、アフリカに行きたかった筆者の気持ちが分かるような気もします。あとがきでも述べられていますが、この旅は無謀な旅であった、いつ怪我をしても死んでもおかしくない旅であったと書かれています。しかし命を失ってもいいから何かを求めて刺激的なスリルのある旅に出たかったと。
若き日の暴走行為・・・誰にでもある人生の一コマなのかもしれませんね。それにしても、コートジボアールでは、コウモリを焼いていたというのですが、おいしいのでしょうか?



題名:ほっとコーラ・ほっとビール
著者:白土桃子(しらとももこ)
初版:2001年12月15日
発行所:文芸社
02.11.4


次は「中央アフリカ」です
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